やれば出来る子
自分が小学生のときは、ほぼ全くといっていいほど勉強をしていなかったので、当然のように成績が悪かったのですが・・・
しかし、先生からは、あなたは「やれば出来る子」といつもいわれていました。
今となればわかりますが、それは先生の本心ではなく、成績の悪い私を励ますために掛けてくれていた言葉だった思います。
相変わらずやれば出来る子を演じる。
そして、中学生になっても小学生のときと同じく、ほとんど全くといっていいほど勉強はしていなかった。
ただ、勉強をしていなくても、成績としては「中位」だったので、俺ってある意味天才じゃね?と思っていた。
それは、あまり勉強をしていなくても中位の成績なら、これで本気で勉強したら一体どうなるんだ?学年で成績1位にもなれるんじゃね?と、一瞬ですが本気で思っていたから。
そして、小学生のときと同じで、自分はやれば出来る子だとずっと思っていた。
新卒で入社した会社で勘違いする。
そして、高校生のときも、大学のときも、社会人になったときも、俺はやれば出来る子だとずっと思っていた。
それから社会人になって、初めて「俺って出来る子じゃん!」と思う出来事があった。それは、新卒で入社した会社で、同期が数名いたのですが、そこでリーダー的な存在となったからです。
そのリーダーとしての役割は、新人たちの仕事を仕切ったり、仕事終わりに新人を集めて飲み会や食事会などをセッティングをしたりで、先頭に立っていろいろなことをやっていた。
そして「俺は出来る子なんだ!」と、そのときに本気で思っていた。
しかし、そんな出来る子だと思っていたのは俺の思い違いで、その会社を辞めてからは、ダメ出しのオンパレードだった。
最後に
結局、ダメな子は何をやってもダメってことなんだろうな。
やれば出来る子なんてのはまやかしで、やればなんていっていても、結局やらないのだから出来ない子=ダメだということだと思う。
やれば出来る子なんて言葉を本気で信じて、学生時代にうぬぼれていたのが、今になってツケとなって返って来るという始末で、そして俺は、ちっぽけな会社で働く、低収入の40過ぎたしょぼくれたオッサンとなる。
うぬぼれなんかせずに、やれば出来る子なんて思わずに、どんなときも努力している奴には、到底かなわないってことなんだろうな。
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