逃げ道ばかり作った人生
私は人生において、常に逃げ道を作り生きてきました。
それは、例えばSE(システムエンジニア)をやっていたときには、ずっとこの仕事を続けるのは、無理だと考えていて・・・
そこで、将来的にビルメンにシフトチェンジできるように、SEをやりながらビルメン系の資格を取っていました。
また、ビルメンを辞めたときも、逃げ道としてやりたい仕事ではなく、就職しやすく楽そうな仕事という理由だけで、設備系の仕事を選びました。
転職癖について
そうやって、人生におて常に逃げ道を作り、楽な方へ楽な方へと逃げ込むことで、楽な仕事を選択して安心していました。
しかし、楽な方へ逃げれば逃げるほど、仕事の質は下がり平行して給与も下がり、何度も転職を繰り返す悪循環となりました。
これが俗にいう、一度転職すると癖になってしまう「転職癖」というヤツです。
それは、もっと良い仕事があるのでは、自分に合っている仕事があるのでは、楽な仕事があるのでは、そう思い何度も転職を重ねることです。
情けない今の私
その結果が、40歳も過ぎているにも関わらず、手取り18万(ボーナスなし)の仕事をしている私、ということになります。情けない。
そして、こんな惨めな姿を同級生に見せることはできず、同窓会に行ったこともなければ、同級生に会うこともほとんどありません。
また、親戚などに仕事のことを聞かれても、仕事の詳しい内容や給与については、いつもはぐらかして話しています。
私の場合は、常に逃げ道を作ることで逃げられる安心感から、嫌なことがあるとすぐに逃げてしまいました。
逃げ道を作るべきか作らざるべきか
今思うと、私のような自分に甘い人間は、逃げ道など作らない方が良かったと思う。
それは、私のような自分に甘い人間が逃げ道を作れば、その逃げ道に逃げることばかりを考えてしまうからです。
しかし、逃げ道があったからこそ、仕事で精神的に病むことはなく、自分に甘い私でも今でも働いていられる。というのがあると思います。
ですので、逃げ道が必要だと思う反面、逃げ道を作った結果が今の状態で、どちらが良かったのかと悩むことがあります。
私の人生は失敗
結局、人生における逃げ道というのは、自分に甘い人間には不要なんだと思う。
それは、自分に甘い人間は、逃げることばかり考えていて、逃げ道があればその逃げ道へ逃げてしまうからです。
しかし、自分に厳しい人は逃げ道があっても、逃げることはなければ、たとえ逃げたとしても、逃げた先で上手くやっていけると思う。
人生について、いまさら熱く語っも仕方がないのですが、私の場合は、逃げ道ばかり作ってしまい、結果的に人生を失敗した。と思っています。
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